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CMS とIAで変化ヲ抱擁セヨ - 不況を乗り切るために今すべきこと

2009年10月21日 掲載

CMS とIAで変化ヲ抱擁セヨ - 不況を乗り切るために今すべきこと
開催日 2009年11月18日(水)(11月18日のタイムテーブル
開催時間 16時00分~16時45分
講演者 清水 誠 清水 誠(楽天株式会社 編成部 アクセス解析・最適化エバンジェリスト)
講演内容

Web サイトの効果を高めるためには、情報アーキテクチャ(IA)やUIをしっかり設計すると同時に、CMS などを活用してコンテンツの管理・運用負荷を下げ、継続的に改善を行っていく必要がある。サイト立ち上げやリニューアルプロジェクトは数ヶ月〜1年程度で終わるが、その後の運用は5年、10年と続き、そのパフォーマンスはビジネスの勝敗を左右するためだ。

立ち上げと運用を成功させ、不況に打ち勝つために必要なのは、絶え間ない創意工夫と飽くなき改善サイクルの反復であって、コストやリソースではない。IAや CMS を活用して変化に強いアーキテクチャと運用プロセスを構築できれば、柔軟かつアジャイルに変化に対応しながら、確実な改善を続けることができる。システムが変化の足かせになったり、IT資産の償却のために無理に使い続けるようでは本末転倒だ。

この理想の立ち上げと運用を実証するため、3ヶ月かけて実験サイトの立ち上げと運用を行ってきた。IAや SEO、アクセス解析、運用負荷低減、将来の拡張性までを考慮した 総合的な設計と運用改善 の考え方について、取り組みと結果を振り返りながら具体的に紹介する。

立ち上げ

  • コンテンツを貯めて活用するためのIA設計
  • 分かりやすく覚えやすい SEO に有利なサイト名とは
  • 規模と段階に応じた SEO 戦略
  • IAと SEO を要件にプロトタイピングで CMS を選定
  • SaaS 型 CMS を1日で導入

運用最適化

  • Web サイトを作ったらまずやるべきこと
  • 1日2時間、いつ何を更新すべきか?
  • Excel で保有コンテンツを在庫管理
  • CMS の拡張性はどこまで考慮すべきか?
  • 画像を別サーバーで一元管理したい
  • CMS を補完するための API と Ajax
  • 無料アクセス解析を複数導入し効果測定
  • コンテンツの書き方に反応する SEO 効果
  • Web サイトのゴールは何か?
  • 費用対効果(ROI)まとめ